ブナは、日本の冷温帯林を代表する落葉高木。灰白色の比較的なめらかな樹皮と、縁が波打つ葉をもつ。春に芽吹き、秋には葉が黄褐色に色づく。
- よみ
ブナ
- 分類
ブナ目/ブナ科/ブナ属。学名:Fagus crenata。
- 概要
ブナは、日本の冷温帯林を代表する落葉高木。灰白色の比較的なめらかな樹皮と、縁が波打つ葉をもつ。春に芽吹き、秋には葉が黄褐色に色づく。
- 見分け方
樹皮は灰白色で比較的なめらか。葉は互生し、卵形から楕円形で縁が波状になる。秋には殻斗が開き、三角形の堅果が現れる。
- 似ている種類
同属のイヌブナに似る。イヌブナは樹皮が暗色で、葉の側脈がより多い。樹皮だけでなく葉や果実も合わせて確認する。
- 観察できる時期
幹や枝は通年。新緑と花は春、黄葉と果実は秋。時期は地域や標高により異なる。
- 観察できる環境
北海道南部から本州・四国・九州に分布する。冷涼な山地などに林をつくり、日本海側の多雪地域にも広がる。
- 季節ごとの差異
葉の展開に合わせて春に開花する。秋に果実が熟し、結実量には年による豊凶の差が大きい。
- 注意点
幹の斑状模様だけを識別の決め手にせず、葉の形や葉脈も確認する。